財産分与の相場
※)私は専門家ではありません。経験したことを書いているだけなので、正確なことは専門家にご相談下さい。
「専業主婦で働いてこなかったから財産分与はない」
このように考えている人たちがいるようですが、勘違いです。
なぜなら、財産分与とは結婚してから築き上げてきた財産を夫婦で分与することを意味するので、専業主婦にも財産分与があるためです。
「浮気したから財産分与はない!」
そういう誤解もあるようです。
というわけで、ここでは財産分与に関する疑問について書いていきます。
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財産分与について
◆財産分与の相場は?
ネットで調べただけの知識ですが・・・専業主婦(専業主夫)なら、2〜5割、共働きなら5割が財産分与の相場のようです。
ちなみに、なぜ専業主婦(専業主夫)は2〜5割なのかというと、夫婦の財産は「半々」というのが原則ですが、専業主婦(専業主夫)は、その働き次第で、取り分が減るためだそうです(最近の主流だそうです)。
◆浮気した妻が財産分与を請求してきた! 支払わない!
育児放棄して浮気して遊びまわっている妻にも財産分与する必要があります。つまり、相手がどれだけ悪くても、財産分与する必要があるわけですね。
浮気の代償は慰謝料で請求しましょう。
もっとも、実際は財産分与と慰謝料を相殺するようですが(※)。
※たとえば、「浮気・育児放棄の妻へ財産分与で200万円支払う。でも、慰謝料で、250万円貰う。なので、合計で、相手から50万円もらう」のようなイメージになります。
◆親からの援助や結婚前に持っていたお金は?
財産分与は、あくまで夫婦で築いた財産を分けるという意味合いなので、親からの援助や結婚前に持っていたお金は、財産分与の対象にはなりません。
たとえば、結婚前から夫が所有しているマンションに暮らしていても、このマンションは、夫の所有物なので、財産分与の対象にはなりません。あくまで、結婚してからできた財産が、財産分与の対象になります。