子供に会わせない親(面接交渉権を拒否する親)
※)前もって書いておきますが、子供に肉体的・精神的な危害を及ぼすような親だとどのような場合でも今すぐその親から子供を引き離す必要があると思います。ここでは、そういう緊急性も必要性もない場合の話です。
妻は、私の元から子供を連れ去りました。
私は「それは、おかしいんじゃないの!子供と会わせて欲しい」と言ったところ、妻から「信じられない言葉」が・・・
「本当に、子供が可愛かったら、それくらい(=子供と会わないことを)我慢できるでしょう!」と。
※)ちなみに、離婚の原因は、私と舅・姑との確執です。私には非はありません。
この言葉を聞いて、「ああ、この人は人の気持ちがまるでわからないのだろうな。この人と絶対に生活できないな」と思いました。
そして、時が流れ…。
養育費を払い続けていますが、子供と会う機会はゼロです。
顔もわかりません。
連絡先もわかりません(詳しくは書けないのですが、相手はわたしの連絡先は簡単にわかります)。
やはり、というべきか、妻はそのような人間だったのです。
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なぜ面接を拒否するのか?
元妻とは連絡をとる術もないので、なぜ面会を拒否するのか理由はわかりかねます。
そこで、ここでは面接交渉権を行使させない親の言い分について書いていこうと思います。
というわけで、面会交渉権を行使させない親の言い分の1つ、「子供も会いたくないと言っているし」。
普段面倒みてくれている親に気遣ってでた言葉だと思いますけどね。
もしそうであれば子供に気を遣わせていることになります。
他にも、「子供に会わせると甘やかして困る」。
私は言いたい。
「月に1回くらいしか会わない元・配偶者に負けるのですか?」と。
これほど情けない発言はないと思います。
自分で「自分は親として失格だ」と言っているわけですので。
それに、子供を預からなかった親(のうち母性・父性がある人)は、毎日、毎日、毎日、地獄です。そのような地獄の日々を過ごしているのに、子供に会うと厳しくできると思うのですかね。
2例だけですが、この辺にしておきます。
もっと人の気持ちがわかる人になってほしいな、と思います。
面接交渉権が難しい理由
このように書きながらも、面接交渉権は本当に子供にとっていいものかどうかわかりません。
※)もっとも子供の年齢によって変わると思いますが。
というのも、子供が面会のたびに「なぜ、自分の親は離れ離れなんだ」と思わされるのではないか、考えているためです。
「巣立っていない子供から親を奪うことはできない。だから、子供に会わせるべき」
この意見は真実でしょう。
「子供に会わせると子供は悩む。だから、子供に会わせるべきではない」
この意見も真実でしょう。
だから、私は面接交渉権は難しいのだと思います。法的にも実効性がないのでしょう。